小学生の管理栄養士さんから聞いた肌の老化防止にオススメなラタトゥイユの作り方をご紹介します。
Contents
ラタトゥイユとは?
そもそもラタトゥイユとはどんな料理なのかご存知ない方のために簡単にご説明します。
ラタトゥイユはフランスで食べられている野菜を煮込んだ料理です。
フランス南部名物の野菜の煮込み料理。トマト・ナス・ピーマンなどの野菜をオリーブ油とニンニクで炒(いた)め、野菜のもつ水分でじっくり煮込んだもの。
ラタトゥイユを食べることで期待される効果
これからご紹介するラタトゥイユは緑黄色野菜と大豆をたっぷり入れたアンチエイジングメニューです。
緑黄色野菜にはβカロテンが豊富に含まれており、強い抗酸化作用があるので肌の老化を防止してくれます。
トマトのリコピンには強い抗酸化作用があり、シミの元になるメラミン生成が抑えられるため美白効果があります。
大豆にはイソフラボンに似た効果があると言われており、更年期を防いでくれたり、肌を綺麗に保ってくれます。ラタトゥイユはアンチエイジング効果が期待できるメニューなのです。
ラタトゥイユおすすめポイント
緑黄色野菜であれば基本何でも材料として使えますので、冷蔵庫にある余った野菜を使うことができ冷蔵庫一掃メニューになります。
余ったらオムレツのソースにしたり、肉を加えたりとアレンジもできて家庭ではいつも重宝しています。
また、基本的に野菜を煮込むだけですので、男の方でも簡単に作ることができます。
ラタトゥイユおすすめポイント
- 余った野菜を使って作ることができる
- アレンジメニューも可能
- 煮込むだけで簡単に作れる
野菜たっぷりラタトゥイユの材料
材料は下記野菜を使用してラタトゥイユを作っています。
- 人参
- ナス
- トマト
- 玉ねぎ
- ピーマン
- ニンニク
野菜たっぷりラタトゥイユの作り方
それではラタトゥイユの作り方を紹介します。
まずは野菜の下処理です。
1.野菜の下処理
野菜は食べやすい大きさにカットしていきます。
人参の皮にはアンチエイジング効果のあるβカロテンが特に多く含まれているので、いつも皮付きのままいちょう切りにしています。
皮についている残留農薬が気になる方もいると思うので、タワシなどでしっかり洗うことをお勧めします。
ナスは水にさらしてしまうと水溶性の栄養素が溶けてしまうので水にはさらさない方が良いでしょう。
玉ねぎに含まれている血液サラサラ成分である硫化アリルは空気に触れることで作用があると言われているので、なるべく空気に触れる面が多くなるように粗みじん切りにします、
ピーマンは繊維に沿って縦切りする方が栄養が損なわれずに摂ることができると言われているので縦に切ることがオススメです。
ニンニクも玉ねぎ同様に硫化アリルが含まれており、血液サラサラ成分があるのですがこれも空気に触れる面が多い方が良いので、一番細かくすりおろすようにしています。
ポイント
- 人参は皮付きのまま、いちょう切りにする
- ナスは水にさらさない
- 玉ねぎは空気に触れるように粗みじん切りにする
- ピーマンは繊維に沿ってカットする
- ニンニクは細かくすりおろす
2.野菜を煮込む
カットした野菜と一緒にオリーブオイル、塩、こしょうで味を調え、煮込んでいきます。
弱火で20分程度煮込み、野菜がしんなりしてきたら完成です。
緑黄色野菜に含まれるβカロテンは油と一緒に摂取することで吸収率がグンとアップします。
煮込んでいるときにアクが多少出てくるかと思いますが、アクにも栄養成分が含まれているので取らないことがオススメです。
どうしても気になる方は上澄みだけ軽く取ると良いと思います。トマトは酸味が強いので、少し長めに煮込むと酸味が和らぎます。
調味料はトマトの酸味を和らげるために砂糖を少し入れると味がまろやかに仕上がります。
仕上がったら上から抗酸化作用のある新鮮なエキストラバージンオリーブオイルをかけるとさらにアンチエイジング効果を期待できます。
ポイント
- アクは取らないことがオススメ
- トマトの酸味を和らげるために少し長く煮込む
- 砂糖を少々加えると味がまろやかに
- エクストラバージンオリーブオイルをプラスし、アンチエイジング効果を上げる
まとめ
始めにラタトゥイユという言葉を聞いた時は、洋風で難しい料理なのかと思いましたが、実際に作り方を見てみると野菜を煮込むだけなので、簡単にできそうです。
私も自分で作って食べてみたいと思います。
記事提供者
ニックネーム:まっちーさん
25歳女性で現在小学校給食の管理栄養士をしています。栄養について調べることが大好きです。