今回のテーマは「あれもこれもやろうとしてるあなたへ!自分の守備範囲をどこまでにするか考える」です。
どの分野においても自分の守備範囲をしっかり決めることが大切です。
野球でも分業で守備範囲が決まってますよね。
でも一人で守れ!って言われたら試合にならないですよね!
守備が穴だらけで抜けまくります。
また私の会社の話で、守備範囲を意識した効率的なやり方だな!と思ったことがあるので少し紹介します。
私の会社では毎朝朝礼で読み上げる社長の指針書があります。
社長は社員4000人を抱えており、それぞれの社員のところへ行く機会というのは、ごくわずかです。
就任して3年が経ちますが、お会いしたことがあるのは、一、二回くらいです。
そんな中で細かく指示を出すのは不可能です。
細かな業務は各幹部に任せる形となりますが、社長が何もしなければ幹部の裁量で会社の業務が進んでいきます。
すなわち社長の想いや意図が反映されないので、社長である意味がありません。
そこで役立つのが社長の指針書です。
この指針書には経営に対する社長の想いやお客様に対する考え方などが記載されています。
遠方にいても末端にまで、想いや考えが浸透するために作った良い仕組みだと思います。
指針書によって、大きな方向性だけは統一して全体で頑張っていきましょう!というのが伝わってきます。
指針書=社長の分身とも思っています。
このように工夫すれば、自分が直接動かなくても想いや考えは伝えることができます。
一人でできることは限られている
先ほど紹介した例は、指針書を活用してうまく守備範囲を広げている例です。
でも所詮一人でできることは限られています。
ですから、下記どちらかの選択をする必要があります。
- 守備範囲を絞る=余計なことはなるべく排除する
- 自分の分身を作り、任せる
例えば、ブロガーさんが文章を書く以外にイラストを作ったり、営業したりと他のことに時間を費やしているとブロガーとしての能力向上は遅くなります。
メインである「文章を書くこと」に時間を費やすべきです。
自分の能力を向上させたいことは「やるべきこと」ですし、それ以外は「やらなくていいこと」だと思います。
「やらなくていいこと」は外注に任せるかきっぱりやめるか決断してしまいましょう!
ちなみに私はクラウドソーシングサイト「ランサーズ」を使っています。
ここで自分の「やらなくていいこと」をやってもらっています。正直大分楽ですし、一回使えば慣れてきます。
そういった目線で自分の「やるべきこと」に集中して、自己の能力向上をしていきたいものです。